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さて、今回はスバル シフォン、シフォンカスタムについてです。
スバル シフォンはダイハツからのOEMで、タントとの兄弟関係となります。
では、スバル シフォン、シフォンカスタムについて詳しく見ていきましょう。
目次
スバル シフォン(LA600型、LA610型)のCMなど
まずは、スバル シフォンのCMからご覧ください。
助手席側にセンターピラーがなく、広いドアを実現するミラクルオープンドアをサッカーゴールに見立てた演出がされています。
ミラクルオープンドアは、CMの演出の通り、幼稚園、小学校のお迎えなどで、
さらには、大きな買い物をした時など、役立つ場面が多いでしょう。
加速動画では、日常域では問題の加速性能を有していることがわかります。
しかし、80km/h以降の伸びが悪いので、高速道路を頻繁に走る場合には、注意が必要です。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)の加速性能
次に、スバル シフォンの加速性能を見てみます。
スバル シフォンの加速動画は見つからなかったので、同じ型式のタントカスタムのターボモデルの加速動画です。
先ほども書きましたが、スバル シフォンは、ダイハツ タントカスタムの兄弟車種です。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)のエンジン
次に、スバル シフォンのエンジンについて見ていきます。
スバル シフォンにはダイハツ製のエンジンが搭載され、
直列エンジン3気筒660ccと、
直列エンジン3気筒660ccのターボモデルがあります。
スバル シフォンのベーシックな自然吸気エンジン
直列エンジン3気筒660cc
最高出力:38kW(52PS)/6800rpm
最大トルク:60Nm(6.1kgf・m)/5200rpm
軽自動車のエンジンは排気量が小さいため、最高出力は6800rpmで発生します。
小型エンジンはストロークが短く、高回転に向くエンジンのため、6800rpmという高回転まで回るのは、小型エンジンの特徴を最大限に利用したエンジンといえます。
RS Limitedのターボエンジン
直列エンジン3気筒660ccターボ
最高出力:47kW(64PS)/6400rpm
最大トルク:92Nm(9.4kgf・m)/3200rpm
スバル シフォンのターボエンジンは軽自動車の最高出力規制の64PSまで発揮します。
最高出力は6400rpmという自然吸気モデルに引けを取らない高回転まで回ります。
最大トルクも低回転域の3200rpmからしっかりと発揮されるため、乗りやすいエンジンでしょう。
ダイハツは軽自動車のオープンスポーツカーであるコペンを製造しているブランドなので、エンジンの気持ちよさにもこだわっているのかもしれません。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)のトランスミッション
スバル シフォンにはCVT(自動無段変速機)が搭載されます。
スバル シフォンはダイハツ製のため、スバルのチェーン式CVTであるリニアトロニックは搭載されません。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)の駆動方式
スバル シフォンの駆動方式は、FFとAWDの2種類です。
ともにエンジン横置きの横置きトランスミッションになります。
FF(前輪駆動)モデルがLA600型、
AWD(全輪駆動)モデルがLA610型になります。
スバルのシンメトリカルAWDは搭載されません。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)のエクステリアデザイン
次に、スバル シフォンのエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
フロントグリル、そしてバンパーデザインが特徴的です。
ホワイト系のボディカラーでは、全体的にやさしい印象を受けます。
メッキが多用されていることから、写真のようなホワイト系の明るいボディカラーよりは、濃紺カラーの方が、よりエクステリアデザインが際立つでしょう。
次にサイドデザインです。
助手席側のスライドドアは、センターピラーがなく、ミラクルオープンドアになります。
窓が大きいため、運転席からの視界は広いでしょう。
最後にリアデザインです。
リアも窓が大きいデザインなので、車庫入れも楽にできるでしょう。
シフォンカスタムでは、メッキパーツが装備されます。
その他、テールライトのデザインが、逆向きのL字型デザインなのも特徴です。
スバル シフォン(LA600型、KA610型)のインテリアデザイン
次に、スバル シフォンのインテリアデザインについて見ていきます。
まずは運転席周りから。
スピードメーターは、センターに配置されており、お子様を乗せたときに子供も楽しめる車内空間になっています。
ナビの位置も高く、画面も大きいため、視認性もいいです。
全体的に凝縮感のあるレイアウトで、使い勝手は良さそうなインテリアデザインになっています。
次に車内空間を見てみます。
リアシートにもヘッドレストが装備されるので、後部座席も安心です。
それ以外では、写真から見ると、他の軽自動車よりも後部座席の足元空間は広そうな感じです。
幼稚園のお迎えなど、様々な場面で活躍できそうなクルマです。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)の安全装備
スバル シフォン(LA600型、LA610型)にはスマートアシストが搭載されます。
スマートアシストは、カメラやレーダーで前方を監視し、前方の障害物を認識して自動ブレーキが作動したり、ギアの入れ間違いによる誤発進を防ぐシステムです。
詳細は、下の動画をご覧ください。
なお、ダイハツ製のクルマのため、EyeSightは選択できません。
後で書きますが、スバル シフォンは軽自動車としては全体的に価格が高いため、最上級モデルのシフォン カスタム RS Limited スマートアシストでは、インプレッサも狙える価格帯です。
インプレッサでは、維持費は上がりますが、先進の運転支援システムであるEyeSightが選べるため、安全性能で選ぶならインプレッサも検討してみてください。
参考に、EyeSightの詳細記事をまとめているので、ぜひご覧ください。
スバル シフォン(LA600型、LA610型)の新車価格
最後に、スバル シフォンの新車価格についてまとめます(投稿日現在)。
モデル | グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格 |
シフォン | L スマートアシスト | 660cc | FF | 1,285,200円 |
AWD | 1,414,800円 | |||
G スマートアシスト | FF | 1,420,200円 | ||
AWD | 1,544,400円 | |||
G Special
スマートアシスト |
FF | 1,485,000円 | ||
AWD | 1,609,200円 | |||
シフォン
カスタム |
R スマートアシスト | FF | 1,617,840円 | |
AWD | 1,742,040円 | |||
R Limited
スマートアシスト |
FF | 1,652,400円 | ||
AWD | 1,776,600円 | |||
R Special
スマートアシスト |
FF | 1,684,800円 | ||
AWD | 1,809,000円 | |||
RS Limited
L スマートアシスト |
660cc
ターボ |
FF | 1,749,600円 | |
AWD | 1,873,800円 |
スバル シフォンは全モデルでスマートアシストが搭載されるため、安全面での差はありません。
しかし、軽自動車にしては全体的に価格が高く、普通乗用車も狙える価格帯になってきます。
特に、最上級モデルのシフォン カスタム RS Limited スマートアシストに関しては、インプレッサなども狙える価格になってきます。
インプレッサは排気量が1.6Lと2.0Lであり、税金面などの維持費で差が出ますが、
先進の運転支援システムEyeSightが搭載されるため、安心感は全く異なります。
以上が、スバル シフォン(LA600型、LA610型)のまとめです。