4代目フォレスター(SJ型)について(280馬力の直噴ターボ”DIT”、悪路走破支援AWDシステムのX MODE、先進の運転支援システムEyeSightなど)

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今回は、4代目フォレスターについてです。

4代目フォレスターは、SJ型と呼ばれます。

主なトピックとしては、280馬力を発揮する新開発の直噴ターボ”DIT”や、リニアトロニックなどが挙げられます。

280馬力の直噴ターボ”DIT”は、レガシィに搭載された300馬力のものを、フォレスターのクロカンスタイルに合わせてチューニングされたエンジンになります。

AWDシステムにも真価があり、本格的な悪路走行が可能になるX MODEが搭載されます。

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4代目フォレスター(SJ型)のCMなど

フォレスターのCMを紹介します。

この4代目フォレスター(SJ型)は、あらゆる道での走破性を実証し、「全方位SUV」であることを示すために、

「世界5大陸、10万km走破」の企画がありました。

これらの走行動画は、「Forester LIVE」にまとめられているのですが、CMでも一部が紹介されています。

このCMもFORE LIVEの一部分です。

(音楽がかっこいい~♪)

4代目フォレスター(SJ型)の加速性能

ターボモデルのフォレスターXTの加速動画です。

ターボラグの後、40km/h付近からの加速が伸びます。

これが280馬力、直噴ターボ”DIT”エンジンの実力です。

4代目フォレスター(SJ型)のエンジン

フォレスターのエンジンは、FA20″DIT”型とFB20型が搭載されます。

2.0XTに搭載されるFA20″DIT”型

水平対向4気筒2.0L直噴ターボ”DIT”

280PS/5700rpm

350Nm/2000-5600rpm

280馬力を発揮する直噴ターボ”DIT”エンジンを搭載します。

レガシィに搭載された300馬力のエンジンを、フォレスターのクロカンスタイルという性格に合わせてチューニングされた結果、280馬力になりました。

FA20″DIT”の280馬力という圧倒的な馬力と、

シンメトリカルAWDの走行安定性、

さらには悪路走破システムのX MODEが搭載されることで、

歴代フォレスターの中で最強の走破性能を誇ります。

FA20″DIT”型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

FA20″DIT”の詳細記事

をご覧ください。

2.0iに搭載されるFB20型

水平対向4気筒2.0L

148PS/6200rpm

196Nm/4200rpm

低速トルクが太くなり、扱いやすさが増した新世代BOXERエンジンのFB20型エンジンです。

直噴システムも採用され、燃費もよくなっているので、経済性も増しているエンジンです。

FB20型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

FB20型エンジンの詳細記事

をご覧ください。

4代目フォレスター(SJ型)のトランスミッション

フォレスターのトランスミッションは、ATモデルではリニアトロニックになります。

FB20型エンジン搭載車には通常のリニアトロニックが搭載されます。

一方で、FA20″DIT”型エンジン搭載車には、スポーツリニアトロニックが搭載され、許容トルクが400Nmというハイスペックなトランスミッションになります。

また、FA20″DIT”型エンジン搭載車のスポーツリニアトロニックは、S#モードでは8段ステップ制御が行われます。

ステップ上に変速することで伝達効率を最大化し、最大限の加速を発揮します。

FB20型エンジン搭載所の一部には6MTが搭載されます。

今となっては貴重なMTモデルですが、FA20″DIT”型エンジン搭載車にはMTモデルが存在しないのが残念な点です。

4代目フォレスター(SJ型)のAWDシステム

4代目フォレスター(SJ型)には、AT車にはアクティブトルクスプリットAWDが、MT車にはビスカスLSD(リミテッド・スリップ・デフ)付センターデフ方式AWDが搭載されます。

アクティブトルクスプリットAWDは、前後駆動力配分を前60:後40とすることで、走行安定性を高めています。

なお、レヴォーグなどでは2.0L “DIT”搭載モデルではVTD-AWDが搭載されますが、フォレスターの場合にはクロカン用途を考慮して、安定性重視のアクティブトルクスプリットAWDになっています。

アクティブトルクスプリットAWDについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

アクティブトルクスプリットAWDの詳細記事

MT車のビスカスLSD(リミテッド・スリップ・デフ)付センターデフ方式AWDは、

スバルのAWDシステムの中では唯一電子制御を用いていない、機械式のAWDシステムです。

前後の駆動力配分は、50:50に設定してあり、安定した走りはもちろん、スポーツ走行まで幅広くカバーするAWDシステムで、電子制御を用いていないメカニカルなAWDシステムによる自然なフィーリングはMT車にベストマッチします。

4代目フォレスター(SJ型)のエクステリアデザイン

次に、4代目フォレスター(SJ型)のエクステリアデザインを見ていきます。

まずはフロントデザインです。

フロントデザインはターボモデルのXTと自然吸気モデルの2.0iで異なります。

まずはターボモデルのXTからです。

新世代BOXERエンジン直噴ターボ”DIT”のアクセントとなるLEDアクセサリーライナーが縦向きに装着されます。

街中を見渡しても、縦向きにLEDをあしらったクルマは数が少ないので、夜の対向車でもフォレスターとわかるぐらいのインパクトがあります。

次に、自然吸気モデルの2.0iです。

バンパーデザインが2.0XTとは異なります。

XTと比べるとおとなしいデザインになります。

次にサイドビューです。

タイヤハウス上部のプレスラインが、クルマのタフさを表現しています。

その他に、SUVでありながら、腰高間のないデザインは安定感があり好感が持てます。

最後にリアデザインです。

大型のリアスポイラーが装備されます。

その他、ターボモデルのXTは2本出しマフラーと「XT」のエンブレムが装備されます。

自然吸気モデルの2.0iなら、1本のマフラ-が装備されます。

4代目フォレスター(SJ型)のインテリアデザイン

次に、4代目フォレスター(SJ型)のインテリアデザインを見ていきます。

まずは運転席まわりから。

レヴォーグなどと同じで、質感が向上しています。

大型のマルチファンクションディスプレイは、燃費、水温計、ブースト圧(ターボ車のみ)、AWDの作動状況などが表示され、クルマの状態がリアルタイムでわかります。

クルマとの信頼関係をより深める装備といえます。

次に車内空間です。

4代目フォレスター(SJ型)の安全装備

フォレスターは、MTモデルを除いてEyeSightが装着できます。

装着できるのはEyeSight ver.3で、Eyesightの中では最新型、高性能なモデルになります。

カメラがカラー化され、認識制度が向上したほか、自動ブレーキが作動する相対速度も大きくなっています。

4代目フォレスター(SJ型)の新車価格

フォレスターの価格は、次の通りになっています(投稿日現在)。

グレード エンジン 駆動方式 価格
2.0i EyeSight FB20 AWD 2,419,200円
2.0i-L 2,581,200円
2.0i-L EyeSight 2,689,200円
X-BREAK 2,754,000円
X-BREAK

カラーアクセント仕様

2,916,000円
S-Limited 2,894,400円
2.0XT EyeSight FA20″DIT” 3,128,760円

基本的にはFB20型エンジン搭載車でもパワーは十分なので、エンジン以上にEyeSightの搭載を重視して選んだほうが良さそうです。

しかし、S-Limitedなら23万円のプラスで280馬力のFA20″DIT”型が手に入るので悩みどころ。

XT EyeSightのハイオク仕様と言うランニングコストが気にならないなら、XTを選ぶのもありです。

以上が4代目フォレスター(SJ型)のまとめです。

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