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今回は、フォレスターに登場する特別仕様車 X-Editionを紹介します。
車内のシートやカーゴルームが撥水仕様になっており、濡れ物を気にせず積載することが可能。
悪路や雪に強いフォレスターなら、よりアクティブなカーライフを満喫できます。
なお、特別仕様車は2.5Lモデルのみであり、ハイブリッドモデルの設定はありません。
目次
フォレスター X-Editionのスペック
先に、フォレスター X-Editionのスペックを紹介します。
ボディサイズ
フォレスター X-Editionのボディサイズは、
- 全長:4625mm
- 全幅:1815mm
- 全高:1715mm
です。
全長は5ナンバーサイズではあるのですが、車幅が広いため、ボディサイズは完全に3ナンバーになります。
エンジン
水平対向4気筒 2.5L
最高出力:136kW(184PS)/5800rpm
最大トルク:239Nm(24.4kgf・m)/4400rpm
仕様燃料:レギュラー
アイドリングストップ:搭載
水平対向4気筒2.5Lエンジンを搭載しています。
排気量は大きいのですが、レギュラーに対応していることやアイドリングストップなどにより、ランニングコストを抑えることができます。
従来のフォレスターは2.0Lモデルが主力だったのですが、排気量を2.5Lに拡大することで、ゆとりある走りとワンランク上の上質さを手にしています。
搭載されているFB25型エンジンの詳細は次の記事でまとめました。
ぜひご覧ください。
トランスミッション
フォレスター X-Editionのトランスミッションはリニアトロニックです。
リニアトロニックとはチェーン式CVTのことであり、変速ショックがないCVTの特性と、チェーン駆動によるダイレクトな加速を両立しているトランスミッション。
快適なドライブとともに、巡行時にはエンジン回転数を低く抑えることで、低燃費性能にも貢献します。
リニアトロニックについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
駆動方式
フォレスター X-Editionの駆動方式はアクティブトルクスプリット方式になります。
アクティブトルクスプリット方式は安定性重視のAWD制御となっています。
前後駆動力配分を、前:後=60:40に設定することでFF寄りの特性とし、滑りやすい路面でも安定して走ることができます。
アクティブトルクスプリット方式については、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
フォレスター X-Editionの特別装備
さて、フォレスター X-Editionの特別装備を紹介していきます。
フロントグリル(無塗装ブラック+ダークメッキ加飾)&フロント六連星オーナメント(ダークメッキ)
フロントフォグランプカバー(無塗装ブラック+ダークメッキ加飾)
18インチアルミホイール(ガンメタリック塗装)
撥水ファブリック/合成皮革シート(シルバーステッチ)
撥水カーゴフロアボード(ラゲッジスムーザー機能付)
LEDカーゴルームランプ&LEDリヤゲートランプ
スマートリアビューミラー
フロント&サイドビューモニター
フォレスター X-Editionの装備で省かれるもの
フォレスター X-Editionでは特別装備が多数あるものの、一部では省かれる装備もありますので一覧で掲載しておきます。
- アルミパッド付スポーツペダル(アクセル・ブレーキ・フットレスト)
- 光輝ウインドゥモール
ベースモデルとなるフォレスター Premiumと比較して、この2つの装備が省かれるので注意してください。
フォレスター X-Editionのボディカラー
フォレスター X-Editionのボディカラーを紹介します。
ジャスパーグリーン・メタリック
クリスタルホワイト・パール
アイスシルバー・メタリック
マグネタイトグレー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
クリムゾンレッド・パール
ホライゾンブルー・パール
ダークブルー・パール
セピアブロンズ・メタリック
フォレスター X-Editionの新車価格
最後に、フォレスター X-Editionの新車価格を紹介します。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 新車価格 |
Touring | 水平対向4気筒2.5L レギュラー仕様 |
リニアトロニック (チェーン式CVT) |
アクティブトルクスプリットAWD 前60:後40 |
2,860,000円 |
Premium | 3,080,000円 | |||
X-BREAK | 2,970,000円 | |||
X-Edition | 3,179,000円 | |||
Advance | 水平対向4気筒2.0Lハイブリッド レギュラー仕様 |
3,157,000円 |
今回紹介した特別仕様車のX-Editionは、Premium(3,080,000円)の特別モデルとなります。
ベースモデルとの価格差は約10万円です。
X-EditionはハイブリッドモデルのAdvanceよりも高額なモデルになるので、どちらを選ぶかは迷うところです。
動力性能については、基本的には2.5Lモデルのほうが優れています。
Advanceに採用されているハイブリッドは、プリウスのような燃費のためのハイブリッドではなく、モーターアシスト的な意味合いが大きいです。
よって、ハイブリッドにしては燃費もあまりよくはありません。
どちらかというと、アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスをモーターでカバーしているという表現が適切でしょう。
特別なこだわりがなければ、2.5LエンジンのX-Editionのほうがコストパフォーマンスは高いと思います。
まとめ
ここまで、2020年1月に登場するフォレスターの特別仕様車 X-Editionについて紹介してきました。
撥水シートに撥水機能付きのカーゴルームとなっており、車内の汚れをあまり気にせずに遊べる車になっています。
スキーや釣りなどを頻繁にされる方には特におすすめです。
お子様がいる場合にも、シートの汚れをそこまで気にしなくてよくなるので、そういった方にもお勧めできるモデルとなっています。
以上、フォレスターの特別仕様車 X-Editionについて、参考になれば幸いです。