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さて、今回は、スバルBRZの初代モデルであるZC型についてまとめました。
トヨタとの共同開発で生まれたBRZは、スバル初のRWDの採用や、D-4Sによる高回転型エンジンが魅力です。
2019年4月9日のマイナーチェンジモデルはこちら
目次
BRZ(ZC型)の動画
スバルBRZ(ZC型)の動画を見つけました。
この動画は、BRZ STIのプロダクトムービーです。
スバルのスポ-ツモデルを手掛けるSTIによってチューニングされたBRZです。
BRZ(ZC型)のエンジン
BRZ(ZC型)には、FA20型エンジンが搭載されます。
水平対向4気筒2.0L DOHCで、MT車のエンジンスペックは、
最高出力:152kW(207PS)/7000rpm
最大トルク:212Nm(21.6kgf・m)/6400-4800rpm
となり、AT車のエンジンスペックは、
最高出力:147kW(200PS)/7000rpm
最大トルク:205Nm(20.9kgf・m)/6400-6600rpm
となります。
AT車とMT車でエンジンスペックが異なり、MT車の方が若干パワーがあります。
元々はAT車もMT車も200PSのエンジンスペックで共通でしたが、マイナーチェンジによってMT車のみ207PSに出力が上がりました。
エンジンスペックが異なる理由としては、スペックには現れてこない2000rpm程度でのトルクが異なる可能性があり、
MT車の場合はエンジンを回す楽しさを考慮して、より高回転でパワーが出るセッティングに、
AT車の場合はクリープからアクセルを踏み、エンジン回転数の上昇とともに加速を行うので、
低回転からの加速でも余裕のある走りを実現するために低回転時の実用トルクを稼いでいるのではないかと推測できます。
FA20型エンジン(自然吸気)については、以下の記事で詳細をまとめています。
BRZ(ZC型)のトランスミッション
BRZ(ZC型)には6MTまたは6ATが選べます。
6MTでは7000rpmを超える超高回転型エンジンを操る楽しみがあります。
6ATモデルでは、多段ATによる官能性と、日常での扱いやすさが特徴です。
また、AT車でもマニュアルモードが搭載されるため、週末のワインディングではMT車と同様に積極的に攻めた走りが可能です。
BRZ(ZC型)のエクステリアデザイン
次に、BRZ(ZC型)のエクステリアデザインについて見ていきましょう。
まずはフロントデザインです。
低く抑えられたフロントフェイスが、重心の低さを強調しています。
WRX STIにはないスマートなデザインで、ヤンチャな感じではなく、紳士的なデザインとなっています。
静かに主張するデザインは、クルマ好きのためのクルマと言えるでしょう。
次に、サイドビューです。
流麗なクーペスタイルです。
車両サイズの割に大きいホイールとブレンボキャリパーが、内に秘めた性能を主張しています。
最後に、リアデザインです。
大型の2本出しマフラーが目を引きます。
低い位置のテールライトは、
スバル共通デザインの「コの字」型ライトが装備され、夜間でもしっかりと後続車にスポーツカーであることをアピールします。
BRZ(ZC型)のインテリアデザイン
次に、BRZ(ZC型)のインテリアデザインについて見ていきます。
まずは、運転席周りです。
走りのためのクルマの内装で、かなり簡素化されています。
すべての操作パネルがセンターに集まっていて、スイッチを探すことによる視線の移動が少なくて済むでしょう。
フロントシートの足元空間は十分穂いろいですが、後部座席は・・・(後述)
次に車内空間について見ていきましょう。
見てわかる通り、運転席のすぐ後ろがガラスなんです。
つまり、後部座席の足元空間はほぼありません。
カタログ上では4人乗りとなっていますが、緊急用程度に考えて、実際には2人乗りで使うほうがストレスはないでしょう。
リアシートは前に倒せばトランクスルーになるため、ある程度大きな荷物なら載せれます。
BRZ(ZC型)の安全装置
BRZ(ZC型)では、他のスバル車とは異なりアドバンスドセイフティパッケージが搭載されません。
VDCやエマージェンシーストップシグナルなど、最低限の安全装置は搭載されます。
BRZ(ZC型)の価格
BRZ(ZC型)の価格についてまとめました。
価格はすべてMTモデルです。
ATモデルなら表の価格+55,000円(税抜き)となります。
グレード | エンジン | 価格 |
R Customize Package | FA20 | 2,430,000円 |
R | 2,678,400円 | |
S | 2,970,000円 | |
GT | 3,315,600円 | |
RA Racing | 2,981,880円 |
R Customize Packageは、改造を目的として、乗り出し価格を抑えたモデルです。
真改造を行う予定ならこのグレードでOKでしょう。
RA Racingはレース仕様になります。
空冷式エンジンオイルクーラーなどが装備され、一方で内装は必要最小限度のものしか搭載されません。
普通に乗るならR、S、GTです。
BRZ(ZC型)のおすすめグレード
BRZ(ZC型)であれば、R Customize PackageとRA Racingを除いてなら、GTをおすすめします。
ブレンボブレーキの搭載は大きく、攻めた走りを行うシーンが多いBRZにおいては、心強い装備になります。
ダンパ-もSACHSダンパーが搭載され、他のグレードよりもハンドリングと乗り心地を高めています。
その他、リアウィングが装備され、外観もよりスポーツカーになってきます。
以上がスバルBRZ(ZC型)のまとめです。