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スバリストの方にも、これからスバルを考えている方にも、少しでも参考になれば幸いです。
今回は、スバルで新しく登場した2.0Lモデルのレヴォーグ V-SPORTについてです。
先に1.6Lモデルが登場していたのですが、2.0Lモデルが追加投入されました。
目次
先に登場していた1.6Lモデル
レヴォーグの特別仕様車であるV-SPORTは、先に1.6Lモデルが登場していました。
→レヴォーグ 1.6GT EyeSight V-SPORTの詳細記事
特別カラーのWRブルー・パールが選べ、STI SPORTではなく、普通の顔のレヴォーグでWRブルー・パールが選べるという、なかなかレアな組み合わせでした。
しかし、1.6Lモデルしかなく、なんで2.0Lモデルが登場していないのか気になっている方もいたはず。
そんな中、やっと2.0LモデルのV-SPORTが登場したことになります。
レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTのエンジン
レヴォーグ V-SPORT 2.0Lモデルの正式なグレード名は、レヴォーグ2.0GT EyeSight V-SPORTとなります。
搭載されるエンジンはFA20″DIT”エンジンです。
水平対向4気筒2.0L 直噴ターボ”DIT”
最高出力:221kW(300PS)/5600rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgf・m)/2000-4000rpm
仕様燃料:ハイオク
FA20″DIT”エンジンは、新世代スバルのハイパフォーマンスDITと称されており、2.0Lという排気量ながら、3.5L車に匹敵する、最高出力300馬力、最大トルクで40.8kgf・mという圧倒的なパワーが魅力のエンジンです。
排気量も2.0Lなので、買ってしまえば、ノアやヴォクシーなどのミドルサイズミニバンと税金面ではほぼ変わりません。
弱点としてはハイオク仕様であることであり、レギュラーの仕様は厳禁です。
2.0Lで過給して300馬力という、なかなか攻めたスペックの関係上、必ずハイオクを給油する必要があり、ランニングコストがかさみます。
先に登場している1.6L”DIT”であればレギュラーで走るので、燃料代にコストをかけれるかどうかの価値観で選ぶといいでしょう。
FA20″DIT”エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTのトランスミッション
レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTのトランスミッションは、スポーツリニアトロニックになります。
1.6Lモデルのリニアトロニックとは違い、高出力エンジンに耐えれるように設計されているもので、同じリニアトロニックというトランスミッションになっていますが、設計は異なります。
スポーツリニアトロニックのほうが高出力エンジンに耐える設計となるので、頑丈に作られており、アクセルを踏んだ時のダイレクト感などで差を感じるはずです。
リニアトロニックについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTの駆動方式
レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTの駆動方式はスバル自慢のAWDとなります。
なお、AWD方式はVTD-AWDというものであり、前後駆動力配分を前45:後55と、後輪により大きな駆動力を与えています。
このVTD-AWDは、AWDとしての走行安定性とFRのハンドリングの良さを兼ね備えたAWDシステムであり、スポーツ走行向けのAWD方式となります。
なお、1.6Lモデルにはアクティブトルクスプリット方式が採用されており、こちらは前後駆動力配分が前60:後40となり、FFよりの特性となります。
アクティブトルクスプリットは安定性重視のAWD方式なので、VTD-AWDとは考え方の全く異なるAWD方式となります。
2.0Lモデルに採用されているVTD-AWDについては、以下の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTの特別装備
さて、レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTの特別装備を見ていきます。
18インチアルミホイール(ブラック塗装)
ブラックカラードドアミラー
LEVORGリヤオーナメント(ラスターブラック)
シンメトリカルAWDリヤオーナメント(ラスターブラック)
アイサイトセイフティプラス[運転支援]スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
アイサイトセイフティプラス[運転支援]ハイビームアシスト(自動防眩ルームミラー付)
レヴォーグ 2.0GT V-SPORTのボディカラー
次に、レヴォーグ 2.0GT V-SPORTのボディカラーを見ていきます。
WRブルー・パール
レヴォーグ V-SPORTでは、WRブルー・パールを選べるのが大きなポイントです。
いままでスバルにあまり興味のなかった方からすれば、派手な青色なのですが、STIに代表されるスバルの象徴的カラーとなります。
スバルも出し惜しみをしており、STIやSTI関係の限定車でしかペイントしてこなかったのですが、今回、STIではないレヴォーグの限定車で選べるというのは、今までのスバルからすると考えられなかったことです。
クリスタルホワイト・パール
アイスシルバー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
クールグレーカーキ
レヴォーグ V-SPORTの新車価格
最後に、レヴォーグ V-SPORTの新車価格を紹介します。
ここでは2.0Lモデルだけではなく、レヴォーグ全体の新車価格を紹介します。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 新車価格 |
1.6GT EyeSight | 水平対向4気筒 1.6L ターボ (FA16″DIT”) レギュラー仕様 |
リニアトロニック (チェーン式CVT) |
アクティブトルクスプリット 駆動力配分 前60 後40 |
2,915,000円 |
1.6GT EyeSight Smart Edition | 3,003,000円 | |||
1.6GT EyeSight V-SPORT | 3,135,000円 | |||
1.6GT-S EyeSight | 3,135,000円 | |||
1.6STI SPORT EyeSight | 3,630,000円 | |||
1.6STI SPORT EyeSight Black Selection | 3,630,000円 | |||
2.0GT-S EyeSight | 水平対向4気筒 2.0L ターボ (FA20″DIT”) ハイオク仕様 |
スポーツリニアトロニック (高出力対応チェーン式CVT) |
VTD-AWD 駆動力配分 前45 後55 |
3,685,000円 |
2.0GT EyeSight V-SPORT | 3,465,000円 | |||
2.0STI SPORT EyeSight | 4,125,000円 | |||
2.0STI SPORT EyeSight Black Selection | 4,125,000円 |
現在販売されているレヴォーグのすべてのグレードと価格を書き出してみました。
赤字で書いているものが今回紹介したV-SPORT、青字で書いているのはその他の特別仕様車です。
一般的には内外装の装備でグレードが決まるのですが、スバルに関しては足回りなどの走行性能にかかわる部分でグレードが決まっています。
レヴォーグのグレード構成としては、スポーツ性の高い順に、
- STI SPORT
- GT-S, V-SPORT
- その他
という順になります。
STI SPORTに関しては、足回りの専用チューニングがあり、まったく別次元の走りをします。
GT-SとV-SPORTに関しては、どちらもビルシュタイン製ダンパー採用のため、大きな差はないです。
外観とインテリアの好みで決めればいいのですが、スバルの傾向を見ていると、モデル末期に登場する特別仕様車(今回の場合はV-SPORT)は、妙にコスパがいいので、装備内容をしっかり比較してから決めましょう。
GT-SとV-SPORTで迷っているなら、ボディカラー的にV-SPORTで大丈夫なら、V-SPORTを選んだほうがいいと思います。
GTやSmart Editionに関しては、基本的にエントリーグレードとなり、カヤバ製の足回りなど、日常において十分なレベルの足回りではあるのですが、本格的に走るには少し物足りなさを感じるかもしれません。
まとめ
ここまで、スバルで新登場した、レヴォーグ V-SPORTの2.0Lモデルについて紹介してきました。
今回のV-SPORTは、レヴォーグ標準のフロントフェイスでWRブルー・パールを選べるのがいいポイントだと思います。
スバルといえば、スバルブルーと称されるWRブルー・パールなのですが、スバルは象徴的ボディカラーである関係上出し惜しみをしており、STI関係でしかペイントされないカラーです。
それが、標準フェイスのレヴォーグで選べるのですから、エクステリアデザインとボディカラーの組み合わせパターンが増えたことは、これからレヴォーグを選ぶ方にとっては大きな意味があるように思います。
以上、レヴォーグ 2.0GT EyeSight V-SPORTについて、参考になれば幸いです。