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今回は、WRX STI(VAB型)の5回目のマイナーチェンジモデルとなるF型について紹介します。
目次
WRX STI(VAB F型)の改良点
WRX STI(VAB F型)では、次のような部分が改良されました。
安全性能
- ハイビームアシストが作動する車速を変更(40km/h→30km/h)
エクステリア
- ボディカラーをダークグレー・メタリックから新色マグネタイトグレー・メタリックに変更
- WRX STI全車のフロントフォグランプカバーを新デザインに変更
- WRX STI Type Sの19インチ切削光輝アルミホイールを採用
操作性
- トランクの開閉方法を変更
WRX STI(VAB F型)のエンジン
では、WRX STI(VAB F型)のエンジンを見ていきます。
WRX STI(VAB F型)では、エンジンについては変更が行われず、EJ20型ターボエンジンが搭載されています。
EJ20型ターボエンジン
水平対向4気筒 2.0L ターボ
最高出力:227kW(308PS)/6400rpm
最大トルク:422Nm(43.0kgf・m)/4400rpm
WRX STIに搭載されるEJ20型ターボエンジンは、標準モデルのスバル車の中では最大となる、308馬力を発揮。
初代レガシィから搭載されている伝統のEJ20型ターボエンジンは、カスタマイズ性や耐久性において、信頼性の高いエンジンです。
EJ20型ターボエンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
WRX STI(VAB F型)のトランスミッション
WRX STI(VAB F型)のトランスミッションは、6MTです。
トランスミッションについても、VAB E型以前と変更がありません。
WRX STI(VAB F型)のAWDシステム
WRX STI(VAB F型)のAWDシステムは、DCCD-AWDです。
AWDシステムについても、E型以前と変更はありません。
DCCD-AWDは、ドライバーが任意にAWDシステムを調整できるものであり、モータースポーツの中で磨かれたスバル最高性能のAWDシステムとなっています。
DCCD-AWDについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
WRX STI(VAB F型)のエクステリアデザイン
では、WRX STI(VAB F型)のエクステリアデザインを見ていきます。
F型になり、フロントのデザインに変更が加えられています。
まずはフロントデザインです。
フォグランプカバーがのデザインが変更されています。
E型では、平面的なデザインとなっていましたが、F型では上下に2分割するようにラインが入っています。
フォグランプカバー自体がブラックなので違いが分かりにくいですが、デザインの細かい変更部分となります。
↓VAB E型
↓VAB F型
次にサイドデザインです。
VAB F型では、ホイールが切削光輝となっています。
最後にリアデザインです。
リアデザインについては、変更点は特に見当たりません。
WRX STI(VAB F型)のインテリアデザイン
次にWRX STI(VAB F型)のインテリアデザインを見ていきます。
インテリアについては、トランクの操作性が改善された以外は、デザイン面において変更は加えられていないようです。
まずは運転席周りです。
次に車内空間を見ていきます。
VAB型では標準モデルではバケットシートが採用されていません。
バケットシートはホールド性の高いシードですが、車内のユーティリティについては、普通のシートの方が優れています。
車内空間を優先してなのか、WRX STI(VAB型)では、全モデルにおいて通常のシートとなっています。
WRX STI(VAB F型)のボディカラー
では、WRX STI(VAB F型)のボディカラーを見ていきます。
マグネタイトグレー・メタリック
新色となるマグネタイトグレー・メタリックです。
緻密で滑らかな輝きと、落ち着きのある色合いが特長のボデイカラーとなります。
クリスタルホワイト・パール
アイスシルバー・メタリック
クリスタルブラック・シリカ
ピュアレッド
WRブルー・パール
WRX STI(VAB F型)の安全装備
アドバンスドセイフティパッケージ
WRX STI(VAB E型)には、E型から引き継いでいるアドバンスドセイフティパッケージが採用されています。
冒頭でも紹介していますが、ハイビームアシストについては、作動車速が40km/h以上から30km/h以上に変更されており、夜間の視界確保に大きく貢献します。
アドバンスドセイフティパッケージは、次のようなシステムで構成されています。
- スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
- ハイビームアシスト
- フロント&サイドビューモニター
スバルリヤビークルディテクションは、車線変更時に死角に入っている車両や、後退時に後方に存在する車両を検知して、インジケーターに表示するシステムです。
ハイビームアシストは、30km/h以上で走行中に自動的にハイビームになるシステムです。
先行車や対向車を検知すると、周りのクルマの視界の妨げにならないようにハイビームを調整します。
夜間のドライブ時に、前方の視界を最大限に確保する支援システムとなります。
フロント&サイドビューモニターは、運転席川はわかりにくいフロントと左サイドの映像をマルチファンクションディスプレイ内に移すシステムです。
T字路や狭い道でのすれ違いの際に役に立ちます。
アドバンスドセイフティパッケージについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
ステアリング連動ヘッドランプ
ステアリング連動ヘッドランプは、カーブや交差点においてハンドルを切った際に、ヘッドライトの方向を進行方向に向けて、視界を確保するシステムです。
ステアリング連動ヘッドランプについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
WRX STI(VAB F型)の新車価格
最後に、WRX STI(VAB F型)の新車価格を紹介します。
グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 新車価格 |
STI | EJ20型ターボ | 6MT | AWD | 3,866,400円 |
STI Type S | 6MT | AWD | 4,060,800円 |
WRX STI(VAB F型)の価格は、3,866,400円からとなっており、かなり高額なクルマとなります。
ただ、最近ではスバル車全体が値上がり傾向があり、WRX S4 STI Sportやレヴォーグ 2.0 STI Sportのほうが車両価格が高かったりするので、現在のWRX STIには飛びぬけた硬貨か区間がありません。
恐らく、伝統のEJ20型ターボエンジンを搭載しているので、開発費を抑えることができているのが、この価格設定の要因と言えるでしょう。
もしも次期型でFA20″DIT”エンジンが搭載されるとなれば、車両価格は一気に跳ね上がるのではないでしょうか。
WRX STI(VAB型)のF型が登場!ハイビームアシストの作動車速が40km/→30km/hに向上。新色のマグネタイトグレーメタリック!のまとめ
ここまで、WRX STI(VAB F型)について紹介してきました。
恐らくVAB型においては最終型になるF型です。
まだ噂の域を抜けていませんが、次期型ではFA20″DIT”が採用される可能性も浮上しています。
熟成されたEJ20型ターボエンジンを愉しむ、最後のモデルとなるかもしれません。
以上、WRX STI(VAB F型)について、参考になれば幸いです。