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今回は2010年モデルのフォレスターtSについてです。
このフォレスターtS(2010年モデル)は、3代目フォレスターのSH型をべースに開発されました。
エンジンはEJ25型ターボエンジンで、SUV離れしたハンドリングが魅力のモデルです。
目次
フォレスターtS(2010年モデル)の動画
フォレスターtS(2010年モデル)の走行インプレッション動画です。
カメラのアングルが運転席からの前面風景になっているので、実際に自分がドライブしているかのように動画を見ることができます。
フォレスターtS(2010年モデル)の加速性能
フォレスターtS(201年モデル)と同じ水平対向4気筒2.5Lターボエンジンを搭載しているフォレスター S-EDITIONのフル加速動画です。
0-100km/h加速は7.0秒となっています。
このフォレスター S-EDITIONの足回りをチューニングしたものが、フォレスターtS(2010年モデル)になります。
フォレスターtS(2010年モデル)のエンジン
フォレスターtS(2010年モデル)には、EJ25型ターボエンジンが搭載されます。
EJ25型ターボエンジン
最高出力:193kW(263PS)/6000rpm
最大トルク:347Nm(35.4kgf・m)/2800-4800rpm
最高出力が263馬力のEJ25型ターボエンジンが搭載されます。
排気量を拡大することでターボラグの軽減を行い、低速域での加速力を増強しました。
低回転から押し出すような加速が魅力のエンジンです。
EJ25型ターボエンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
フォレスターtS(2010年モデル)のトランスミッション
次に、フォレスターtS(2010年モデル)のトランスミッションについて紹介します。
トランスミッションは、E-5ATのみの設定となります。
残念ながら、この低速トルクが増強されたハイパワーなEJ25型ターボエンジンへのMTの設定はありません。
しかし、現在のスバル車はリニアトロニックというチェーン式CVTに置き換えられているため、CVTが嫌いな方にとっては貴重なモデルであるといえます。
フォレスターtS(2010年モデル)のAWDシステム
フォレスターtS(2010年モデル)のAWDシステムはアクティブトルクスプリットAWDのみです。
アクティブトルクスプリットは、前後の駆動力配分の基本を前60:後40と、FF寄りのセッティングにすることで、滑りやすい路面での走行安定性を実現するAWDシステムです。
レガシィなどでは、ハイパワーモデルでは、回頭性を重視したVTD-AWD(前後駆動力配分が前45:後55)が採用されますが、フォレスターではクロカン要素を考慮し、走行安定性の高いアクティブトルクスプリットAWDが採用されます。
アクティブトルクスプリットAWDについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
フォレスターtS(2010年モデル)のエクステリアデザイン
次に、フォレスターtS(2010年モデル)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
15mmのローダウンとフロントアンダースポイラーの採用で、SUVでありながら重心の高さを感じないデザインになっています。
鷹の目のヘッドライトデザインと相まって、安定感と重厚感を両立したフロントフェイスになっています。
次にサイドビューです。
伸びやかなサイドデザインになっています。
ルーフラインは、リアスポイラーまで流れる直線的なデザインになっています。
また、フロントからリアへかけてボリュームのあるデザインになっており、どっしりとしたSUVらしいサイドデザインであるといえます。
最後にリアデザインです。
限定車の証であるtSエンブレムが光ります。
STI製スポーツマフラーは純正マフラーとは違った質感があり、高級感があります。
さらに、アンダースポイラーの採用で、さらに低く構えた安定感のあるデザインになっています。
フォレスターtS(2010年モデル)のインテリアデザイン
次にフォレスターtS(2010年モデル)のインテリアデザインについて見ていきます。
まずは運転席周りから。
ステアリングのSTIロゴがアクセントになっています。
レッドステッチの入ったシートは、主張しすぎず、さりげなくフォレスターtS(2010年モデル)の秘めたるパフォーマンスを表現しています。
次は車内空間を見てみます。
本革シートにもSTIの刻印があります。
シート形状は、サイドのサポートがしっかりしていて、ハードなコーナリングでもしっかりと体を支えてくれます。
フォレスターtS(2010年モデル)の優れた旋回性能を存分に生かすために、ドライバーへのサポートも怠らないのがSTIクオリティです。
フォレスターtS(2010年モデル)の特別装備
次に、フォレスターtS(2010年モデル)の特別装備を見ていきます。
足回りの専用装備
まずは、足回りの専用装備から見ていきましょう。
STI製チューニング・フロントストラット、STI製コイルスプリング
STI製のコイルスプリングです。
チェリーレッド塗装がSTI製の証です。
このコイルスプリングにより、15mm車高が下がります。
STI製チューニング・リアダンパー、STI製コイルスプリング
リアにもフロントと同じくSTI製のコイルスプリングが搭載されます。
同じくチェリーレッド塗装です。
車高も15mmダウンです。
STI製フレキシブルタワーバーフロント
STIではおなじみのフレキスブルタワーバーです。
横方向には車両剛性をアップさせつつ、縦方向にはしなりを与えることで、旋回時の俊敏なハンドリングと、乗り心地の良さを両立するアイテムです。
STIコンプリートカーのハンドリングの要のパーツです。
STI製サポートフロント
フロントの車両剛性を高める補強パーツです。
高負荷時にも、優れたハンドリングを実現します。
STI製クランプスティフナー
ステアリングギヤボックスの取付け剛性を向上し、操舵応答性を高めるパーツです。
STI製フレキシブルドロースティフナーリア
車両に引っ張り応力を加えることにより、走行中の車両のしなりの補正や、リアタイヤの設置性の向上をするパーツです。
エクステリアの特別装備
STI製スポーツマフラー(Φ90×75ツイン、STIロゴ入り)
STI製のスポ-ツマフラーです。
純正とは違うステンレスを磨き上げた質感が魅力です。
STI製17インチ×7.5J鋳造アルミホイール
STI製の鋳造17インチアルミホイールです。
鋳造なのが残念ですね。
大半のSTIコンプリートカーがBBS製の鍛造ホイ-ルなので、ぜひフォレスターtS(2010年モデル)でも、鍛造ホイールを採用してほしかったです。
ちなみに、2014年モデルのフォレスターtSでは、BBS製19インチ鍛造アルミホイールが採用されています。
STI製フロントスポイラー(ハーフバンパータイプ)
STI製フロントスポイラーは、ダウンフォースを生む空力パーツです。
視覚的には、低重心な見た目となり、フォレスターのようなSUVでは、どっしりと重みのある重厚なフロントデザインになります。
tSオーナメント付きフロントグリル
STIコンプリートカーの証であるtSエンブレムが装備されます。
限定車に乗る喜びを与えてくれるパーツですね。
STI製リアアンダースポイラー
リアの空気の流れを整えるSTI製リアアンダースポイラーです。
アクセントを下の方に持ってくることで、低く構えた低重心な印象も与えます。
インテリアの特別装備
専用シート
フォレスターtS(2010年モデル)には、専用の本革シートも装備されます。
エクステリアだけではなく、インテリアの質感も特別なものとなっています。
ATセレクトレバー
STIロゴ入りのセレクトレバーです。
マニュアルモード付きで、意のままのスポーツドライビングも楽しめます。
スピードメーター(240km/h)
240km/hまで刻まれたスピードメーターは、このフォレスターtS(2010年モデル)が持つポテンシャルの高さを示しています。
街乗りでも、ハイパフォーマンスカーを操るワクワク感が止まりません。
STI製プッシュエンジンスイッチ(STIロゴ入り、レッドタイプ)
STIロゴ入りの赤いエンジンスタートスイッチは、これから始まる感動のドライブの始まりのスイッチです。
プレミアムアクセサリーのSTI製本革アクセスキーカバー(赤色)
家にいるときも、STIコンプリートカーという限定車であるフォレスターtS(2010年モデル)を所有する喜びを感じることができます。
tSロゴ入りサイドシルプレート(フロント)
乗り降りするたびに、サイドシルプレートのtSロゴが目を引きます。
フォレスターtS(2010年モデル)の新車価格
最後に、フォレスターtS(2010年モデル)の新車価格についてまとめます。
グレード | エンジン | トランスミッション | 価格 |
フォレスターtS
(2010年モデル) |
EJ25ターボ | E-5AT | 3,622,500円 |
S-EDITION | 3,125,000円 |
フォレスターtS(2010年モデル)と、そのべースモデルとなっているS-EDITIONの価格を比較してみました。
価格は約50万円差となっています。
価格差の50万円をどうみるかで評価が変わりそうですが、歴代のSTIコンプリートカーと比べれば、比較的小さい価格差であるといえます。
理由としては、ホイールが鋳造17インチである点だといえます。
本文中でも書いたように、歴代のSTIコンプリートカーは、鍛造ホイールが主流のため、べースモデルと比較してかなり高額になっていました。
また、ブレンボが採用されていないのも理由でしょう。
メインとなるのは、STIによるボディの補強や足回りのチューニング、および限定車であることに対する特別感です。
特に、WRブルー・マイカが選べる点は大きいですね。
スバルファンの私なら、迷わずフォレスターtS(2010)年モデルを選びます!
以上が、フォレスターtS(2010年モデル)のまとめです。