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今回はWRX S4のマイナーチェンジモデルである、WRX S4 VAG F型について紹介します。
恐らく、VAGでは最終モデルとなります。
目次
WRX S4(VAG F型)の改良点
WRX S4では、E型に対して次のような改良が行われています。
安全性能
- ハイビームアシストが作動する車速を変更(40km/h→30km/h)
エクステリア
- ボディカラーをダークグレー・メタリックから新色マグネタイトグレー・メタリックに変更
- WRX S4 STI Sport EyeSightのフロントグリルにメッキモールを追加
- WRX S4 2.0GT-S EyeSightの18インチアルミホイールの色をダークガンメタリックからブラックに変更
操作性
- トランクの開閉方法を変更
WRX S4(VAG F型)のエンジン
では、WRX のS4(VAG F型)のエンジンについて紹介します。
WRX S4(VAG型)には、2.0L 直噴ターボ”DIT”エンジンが搭載されています。
FA20″DIT”
水平対向4気筒 2.0L 直噴ターボ
最高出力:221kW(300PS)/5600rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgf・m)/2000-4800rpm
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2.0Lターボエンジンでありながら、新世代の直噴技術を用いることで、クラストップレベルの300馬力を発揮するエンジンになっています。
また、同じ2.0Lターボエンジンを搭載するWRX STI(EJ20型ターボエンジン)搭載車よりも低回転からトルクが発揮されるセッティングとなっており、街乗りでの扱いやすさと低燃費性能に貢献しています。
FA20″DIT”エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
WRX S4(VAG F型)トランスミッション
次に、WRX S4(VAG F型)のトランスミッションを見ていきます。
WRX S4(VAG F型)では、スポーツリニアトロニックが採用されています。
通常のリニアトロニックとは違い、300馬力を発揮するFA20″DIT”エンジンの特性に合わせて、高トルクに耐えられる設計となっています。
なお、リニアトロニックはスバルが独自で開発したチェーン式CVTのことです。
通常のベルト式CVTとは異なり、チェーン式とすることでダイレクトな加速感とともに、CVT本来の変速ショックのないスムーズな走りを実現しているトランスミッションです。
リニアトロニックについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
WRX S4(VAG F型)のAWDシステム
WRX S4(VAG F型)のAWDシステムは、VTD-AWDです。
VTD-AWDは、前後の駆動力配分を45:55と、FR寄りのセッティングにしています。
AWDとしてのあらゆる路面での安定した走りとともに、前輪の駆動力配分を少なくすることで、クイックなハンドリングを実現しています。
VTD-AWDについては、次の記事で詳細をまとまました。
ぜひご覧ください。
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WRX S4(VAG F型)のエクステリアデザイン
では、WRX S4(VAG F型)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
怒り顔のデザインとなり、押し出し感の強いフロントフェイスになりました。
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次にサイドビューです。
フロントフェンダーのダクトが高性能の証です。
ホイールを交換して、足元に力強さを与えるといったカスタムも想像できます。
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最後にリアデザインです。
スバル共通の「コの字」型のテールライトが採用されています。
派手過ぎず地味過ぎないほど良いデザインです。
WRXらしい大型のリアウィングは、オプションで装着できます。
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WRX S4(VAG F型)のインテリアデザイン
次に、WRX S4(VAG F型)のインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りから。
スポーティなインテリアです。
運転席周りにスイッチ類が凝縮したデザインで、運転中の視線の移動が少なく、扱いやすいインテリアデザインになっています。
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次に車内空間を見ていきます。
STI Sportには、フロントにはRECARO製のホールド性の高いシートが採用されています。
リアシートについては、標準的な形状です。
後部座席の足元空間については、狭くはないですが特別広くもないので、後部座席に誰かを載せる機会が多いのであれば、レガシィ B4、レガシィ アウトバックの方が安心でしょう。
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WRX S4(VAG F型)のボディカラー
では、WRX S4(VAG F型)のボデイカラーを見てきます。
マグネタイトグレー・メタリック
F型へのマイナーチェンジで追加されたボデイカラーです。
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クリスタルホワイト・パール
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アイスシルバー・メタリック
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クリスタルブラック・シリカ
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ピュアレッド
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WRブルー・パール
WRブルー・パールは、まさにスバルを象徴するカラーであり、標準モデルにおいては、WRX STIとWRX S4でしか選べない特別なボデイカラーです。
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WRX S4(VAG F型)の安全装備
アドバンスドセイフティパッケージ
WRX S4(VAG F型)には、E型から引き継いでいるアドバンスドセイフティパッケージが採用されています。
冒頭でも紹介していますが、ハイビームアシストについては、作動車速が40km/h以上から30km/h以上に変更されており、夜間の視界確保に大きく貢献します。
アドバンスドセイフティパッケージは、次のようなシステムで構成されています。
- スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
- ハイビームアシスト
- フロント&サイドビューモニター
スバルリヤビークルディテクションは、車線変更時に死角に入っている車両や、後退時に後方に存在する車両を検知して、インジケーターに表示するシステムです。
ハイビームアシストは、30km/h以上で走行中に自動的にハイビームになるシステムです。
先行車や対向車を検知すると、周りのクルマの視界の妨げにならないようにハイビームを調整します。
夜間のドライブ時に、前方の視界を最大限に確保する支援システムとなります。
フロント&サイドビューモニターは、運転席側はわかりにくいフロントと左サイドの映像をマルチファンクションディスプレイ内に移すシステムです。
T字路や狭い道でのすれ違いの際に役に立ちます。
アドバンスドセイフティパッケージについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
ステアリング連動ヘッドランプ
ステアリング連動ヘッドランプは、カーブや交差点においてハンドルを切った際に、ヘッドライトの方向を進行方向に向けて、視界を確保するシステムです。
ステアリング連動ヘッドランプについては、次の記事で詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
WRX S4(VAG F型)の新車価格
最後に、WRX S4(VAG F型)の新車価格についてまとめます。
| グレード | エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 新車価格 |
| 2.0GT EyeSight | 2.0Lターボ
(FA20″DIT”) |
スポーツリニアトロニック | VTD-AWD | 3,369,600円 |
| 2.0GT-S EyeSight | スポーツリニアトロニック | VTD-AWD | 3,736,800円 | |
| STI Sport EyeSight | スポーツリニアトロニック | VTD-AWD | 4,093,200円 |
グレードは3グレード構成となっており、全モデルでEyeSightが採用されています。
このうち、2.0GT EyeSightはビルシュタイン製ダンパーが装備されていません。
ビルシュタイン製ダンパーは乗り心地が硬いスポーティーな足回りとなるので、硬い乗り心地が嫌いな方は、2.0GT EyeSightが良いでしょう。
2.0GT-S EyeSightとSTI Sportにはビルシュタイン製ダンパーが採用されています。
2.0GT-S EyeSightでは、通常の標準モデルとなるビルシュタイン製ダンパーが、STI Sportには専用チューニングとなるビルシュタイン製ダンパーが採用されています。
ビルシュタイン製ダンパーは硬いけど角がない乗り心地となっているので、一度試乗などでお確かめください。
WRX S4 (VAG型)のF型が登場!スポーティなエクステリアと機能の充実が行われました。
ここまで、WRX S4(VAG F型)について紹介してきました。
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初代モデルとなるWRX S4(VAG型)も、F型になりいよいよ完成形になってきました。
この熟成されたVAG型のWRX S4を選ぶか、あるいは時期フルモデルチェンジ後のWRX S4を選ぶかは相当迷う部分です。
なお、次期WRX S4には、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)が採用される予定となっており、ボディの性能が大幅に向上します。
よく吟味して、気に入ったほうを選ぶと、長く乗ることができるでしょう。
以上、WRX S4(VAG F型)について、参考になれば幸いです。