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スバリストの方にも、これからスバルを考えている方にも、少しでも参考になれば幸いです。
今回は、初代レヴォーグについてです。
初代レヴォーグは、5代目レガシィツーリングワゴンの後継車種で、VM型と呼ばれます。
ワゴンとスポーツカ-を融合させた、「リアルスポーツツアラー」のキャッチフレーズでデビューしました。
目次
初代レヴォーグ(VM型)のCMなど
このCMはレヴォーグSTI SPORTが登場した時のCMです。
スポーツカーといえば、ヤンチャなイメージがあった中、紳士的な大人のスポーツカーを提案したスバル。
従来のSTIモデルとは異なり、STI SPORTは、紳士的な大人のスポーツを新たに提案しました。
初代レヴォーグ(VM型)の加速性能
レヴォーグの加速動画を見てみましょう。
まずは、インテリジェントDITの1.6GTの加速動画です。
このエンジンでも十分速いですね。
レギュラー仕様で、アイドリングストップもあり、環境と性能を両立したエンジンです。
次に、ハイパフォーマンスDITの2.0GTモデルの加速動画です。
300馬力のエンジンの加速力はすごいですね。
リニアトロニックも、スポ-ツリニアトロニックに強化され、ダイレクト感も増しています。
初代レヴォーグ(VM型)のエンジン
300馬力を発揮する2.0LターボエンジンのFA20″DIT”と、2.5Lからのダウンサイジングを行った1.6LターボのFB16″DIT”があります。
1.6GT系に搭載されるFB16″DIT”(インテリジェントDIT)
水平対向4気筒1.6Lターボ
最高出力:125kW(170PS)/4800-5600rpm
最大トルク:250Nm(25.5kgf・m)/2000-4800rpm
満タン給油で1000kmを走行できると発表されたエンジンです。
従来の2.5Lエンジンからのダウンサイジングしたエンジンで、2.5Lエンジンよりも幅広い回転域で太いトルクを生むことで乗りやすさを向上させています。
燃費がよく、ターボ車でありながら、レギュラー仕様であるため経済的です。
2.0GT系に搭載されるFA20″DIT”(ハイパフォーマンスDIT)
水平対向4気筒2.0L直噴ターボ
221kW(300PS)/5600rpm
400Nm(40.8kgf・m)/2000-4800rpm
300馬力を発揮する高出力なスポーツエンジンです。
5代目レガシィの時に発売された初代DITから、より高回転側の許容回転数を強化したエンジンです。
400Nmという太いトルクを生むスポーツエンジンで、燃料はハイオクになります。
FA20″DIT”については、以下の記事で詳細を書いています。
ぜひご覧ください。
初代レヴォーグ(VM型)のトランスミッション
初代レヴォーグ(VM型)には、リニアトロニックが採用されます。
リニアトロニックはチェーン式CVTであり、CVT特有のもたつき感はありません。
ダイレクトな走りが可能であり、CVTのメリットである「変速ショックのないスムーズな走り」を実現している、まさに多段ATとCVTのいいとこどりをしたトランスミッションです。
スポーツモデルのFA20″DIT”には、許容トルクを400Nmまで強化した「スポーツリニアトロニック」が採用されます。
マニュアルモードの変速レスポンスを上げたり、S#モード選択時には8段ステップ制御になるなどの専用設計がされています。
初代レヴォーグ(VM型)のAWDシステム
初代レヴォーグ(VM型)には、VTD AWDとアクティブトルクスプリットAWDが搭載されます。
その詳細をまとめました。
2.0GT系にはVTD AWDが搭載されます。
VTD AWDは、前後の駆動力配分を前45:後55と、後輪に多めの駆動力を与えることで前輪の負担を減らし、FR車のようなハンドリングが可能になります。
つまり、AWDの安定性と、FRのハンドリングが融合したようなAWDシステムです。
VTD AWDについては、以下の記事に詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
1.6GT系には、安定性重視のアクティブトルクスプリットAWDが搭載されます。
このAWDシステムは、前後の駆動力配分を前60:後40と、FF寄りにすることで、滑りやすい路面での安定した走破性を重視したAWDシステムになります。
アクティブトルクスプリットについては、以下の記事に詳細をまとめました。
ぜひご覧ください。
初代レヴォーグ(VM型)のエクステリアデザイン
次に、初代レヴォーグ(VM型)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
スバルの共通デザインであるヘキサゴングリルと、「コの字」型ヘッドライトが特徴です。
その他、DITの象徴であるLEDアクセサリーライナーもオプションで装着できます。
次に、サイドビューです。
レガシィシリーズとは違い、角ばったワゴンスタイルであり、力強さの演出をしています。
フロントからリアへ伸びる一本のプレスラインが斜めになっており、全体的に前傾姿勢の印象を与えています。
これは、陸上選手がスタート時に前かがみになっているのと同じで、見るものにアスリートのような洗練された印象を与えます。
最後にリアデザインです。
水平基調のデザインが、リアスタイルの安定感を演出しています。
グレード問わず2本出しされたマフラーは、スポーティさを強調。
まさに、スポーツカーワゴンの融合した究極のリアル・スポーツ・ツアラーのスタイリングです。
初代レヴォーグ(VM型)のインテリアデザイン
次に、初代レヴォーグ(VM型)のインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りから。
メーターデザインは奇麗なデザインとともに、視認性も高いのが特徴です。
大型のマルチファンクションディスプレイには、水温系やターボ過給圧、油温など、運転に関するさまざまな情報を大画面に映し出します。
次に車内空間です。
レガシィツ-リングワゴンの後継モデルであり、走行性能とともにスバルのワゴンづくりのノウハウを凝縮し、圧倒的な車内空間が実現されています。
リアシートを前に倒せばフラットで広大な空間が出来上がり、大きな荷物を積めたり、車中泊も可能になっています。
初代レヴォーグ(VM型)の安全装備
初代レヴォーグ(VM型)には、EyeSightとアドバンスドセイフティパッケージが装備されます。
EyeSightはスバルの世界に誇る運転支援システムで、2つのステレオカメラが障害物を認識し、プリクラッシュブレーキやクルーズコントロールを実現します。
通常のレーダー式とは異なり、歩行者や自転車、バイクも認識できます。
EyeSightについては別途詳細記事を書いているので、是非ご覧ください。
アドバンスドセイフティパッケージは、スバル リアビ-クルディテクションとサイドビューモニター、ハイビームアシストから構成されます。
スバル リアビ-クルディテクションは、車両の後方から接近する車両を検知し、ドアミラー内のインジケ-ターで知らせてくれるシステムです。
サイドビューモニターは、運転席からは見えにく左サイドの状況をマルチファンクションディスプレイに映し出す機能です。
ハイビームアシストは、夜間の視界を最大限に保つ機能で、常にハイビーム状態にしておいても対向車がまぶしくないように自動で光を調節するシステムです。
手動でハイブームのオンオフを切り替えをする必要がないのが便利です。
スバルの安全装置については、それぞれ詳細記事を書いています。
ぜひご覧ください。
初代レヴォーグ(VM型)の価格
初代レヴォーグ(VM型)の価格をまとめます。
グレード | エンジン | 価格 |
1.6GT EyeSight | FB16″DIT” | 2,775,600円 |
1.6GT EyeSight S-Style | 2,905,200円 | |
1.6GT-S EyeSight | 3,056,400円 | |
1.6STI Sport EyeSight | 3,488,400円 | |
2.0GT-S EyeSight | FA20″DIT” | 3,564,000円 |
2.0STI Sport EyeSight | 3,942,000円 |
レヴォーグにはすべてのグレードでEyeSightが搭載されます。
まずはエンジンが1.6Lターボか2.0Kターボかを選びます。
1.6Lターボと決めた場合には、ビルシュタイン製ダンパ-の乗り心地を確かめ、必要かどうかを考えます。
ビルシュタイン製ダンパ-は不要だけどスポ―ティな外観が良いなら1.6GT S-Style EyeSight
普通の外観でいいなら1.6GT EyeSightです。
ビルシュタイン製ダンパ-の乗心地が好きなら、1.6GT-Sか1.6STI Sportになりますが、1.6STI Sportの方がおすすめです。
STI Sportリセールバリューも高いという話もありますし、STI Sportはビルシュタインを専用チューニングしているので、硬さの中にも角がない上質さがあります。
2.0Lモデルではすべてビルシュタイン製ダンパー搭載車になります。
1.6Lモデルと同様の理由で2.0STI Sportをおすすめします。
以上が初代レヴォーグ(VM型)のまとめになります。
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