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今回は、スバルの新開発のマイルドハイブリッドシステムである、FB20型エンジン+e-BOXERについて紹介します。
目次
FB20型エンジン+e-BOXERの概要
スバルの新開発のマイルドハイブリッドシステムが、FB20型エンジン+e-BOXERです。
5代目フォレスター(SK型)から搭載されました。
スバル自身は、ハイブリッドシステムとは呼んでおらず、「e-BOXER」と呼んでいます。
そのため、このサイトでも「ハイブリッド」とは呼ばずに、「マイルドハイブリッド」と呼ぶことにします。
恐らく、燃費を重視してモーターを搭載しているわけではないので、ハイブリッドとは称さないのでしょう。
e-BOXERは、エンジンの苦手な回転域を補うために搭載されているようです。
エンジンは低回転では十分なトルクが発揮されないので、ある程度の回転数まで上昇させないといけません。
一方で、モーターは0回転からトルクを発揮します。
このエンジンとモーターを組み合わせることで、あらゆる回転数から力強い加速感を愉しむことができるのが、FB20型エンジン+e-BOXERとなります。
したがって、燃費重視のハイブリッドでもなく、最高速重視のハイブリッドでもありません。
どんな速度からでもレスポンス良く加速していくマイルドハイブリッドだという認識になります。
FB20型エンジン+e-BOXERの歴代スペック
フォレスター
5代目フォレスター(SK型)
水平対向4気筒2.0L + e-BOXER
エンジン最高出力:107kW(145PS)/6000rpm
エンジン最大トルク:188Nm(19.2kgf・m)/4000rpm
モーター最高出力:10kW(13.6PS)
モーター最大トルク:65Nm(6.6kgf・m)
スバルXV
3代目スバルXV(GT型)
エンジン最高出力:107kW(145PS)/6,000rpm
エンジン最大トルク:188Nm(19.2kgf・m)/4,000rpm
モーター最高出力:10kW(13.6PS)
モーター最大トルク:65Nm(6.6kgf・m)
FB20型エンジン+e-BOXERのまとめ
ここまで、FB20型エンジン+e-BOXERについて紹介してきました。
燃費重視ではなく、走行性能の向上のためにモーターを搭載してくるところがスバルらしいですね。
ただ、e-BOXERの登場により、フォレスターのターボモデルが廃止されました。
ターボにも魅力があったのですが、時代の流れなのでしょうか・・・
今後もクルマの電動化は進みそうです。
以上が、FB20型エンジン+e-BOXERのまとめです。