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さて、今回は6代目レガシィB4です。
6代目レガシィB4はBN型と呼ばれます。
大きく変わった点としては、ターボモデルの廃止です。
ターボモデルが廃止され、国内向けにはFB25型の水平対向4気筒2.5Lエンジンのみとなりましたが。
その分、車内の質感や、感性の領域まで走りが鍛え上げられました。
ラグジュアリー路線に移ったレガシィB4の魅力をお伝えします。
目次
6代目レガシィB4(BN型)のCM
まずは、6代目レガシィB4(BN型)の動画を紹介します。
まずは6代目レガシィB4(BN型)のCMです。
6代目レガシィB4(BN型)の加速力
次に、6代目レガシィB4(BN型)の0-100加速です。
0-100が8秒程度なので、高速道路も含めて、余裕のある加速力でしょう。
6代目レガシィB4(BN型)のエンジン
次に、6代目レガシィB4(BN型)のエンジンについて見ていきます。
冒頭でも書いたように、ターボモデルが廃止され、国内向けには2.5Lモデルのみとなりました。
搭載されるエンジンはFB25型自然吸気エンジンで、エンジン型式こそ5代目レガシィB4(BM型)と同じですが、80%を新設計しているので、実質的には全く別物のエンジンといえます。
新設計した理由としては、さらなる燃費性能の向上と、高回転化にあります。
エンジンスペックは、
水平対向4気筒2.5L DOHC(FB25型)
最高出力:129kW(175PS)/5800rpm
最大トルク:235N・m(24.0kgf・m)/4000rpm
となります。
レギュラー仕様で、経済性にも優れたエンジンです。
最高出力は173PSと、高速道路でも余裕の走りが可能です。
FB25型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめているので、ぜひご覧ください。
6代目レガシィB4(BN型)のトランスミッション
6代目レガシィB4(BN型)には、リニアトロニックが搭載されます。
リニアトロニックはチェーン式のCVTで、無段階変速の変速ショックのない加速と、従来のベルト式CVTに対してチェーン式にしたことで、よりダイレクトな加速ができるトランスミッションです。
5代目レガシィB4(BM型)から搭載され始めたリニアトロニックですが、
6代目レガシィB4(BN型)では、さらに改良がくわえられ、パドルシフトの操作でも多段ATと変わらない変速レスポンスを手にしました。
6代目レガシィB4(BN型)のAWDシステム
6代目レガシィB4(BN型)には、アクティブトルクスプリットAWDが搭載されます。
5代目のターボモデルに搭載されていたVTD AWDは、ターボ廃止とともになくなりました。
アクティブトルクスプリットAWDは、駆動力配分を前60:後40にすることで、FF寄りのセッティングとし、あらゆる場面で安定した走破性を提供するものです。
例えば、雨の高速道路でも安定して駆け抜けることができます。
アクティブトルクスプリットAWDについては、次の記事で詳細をまとめているので、ぜひご覧ください。
なお、日本では買えないのですが、海外向けの水平対向6気筒3.6L(EZ36型)を搭載したレガシィB4は、VTD AWDを搭載しているようです。
参考程度に、VTD AWDは駆動力配分を前45:後55というFR寄りのセッティングにすることでゼンリンの負担を減らし、
より旋回性を高めたAWDシステムです。
VTD AWDについては、次の記事で詳細をまとめたので、ぜひご覧ください。
6代目レガシィB4(BN型)のエクステリアデザイン
次に、6代目レガシィB4(BN型)のエクステリアデザインを見ていきます。
まずはフロントデザインです。
フロントグリルは新世代スバルの象徴となるヘキサゴングリルが装備されていて、迫力があります。
その他に、全体的に水平基調のデザインとなっていて。車両の横幅を大きく見せるデザインとなっており、
新世代スバルのフラッグシップモデルにふさわしい存在感を放っています。
次にサイドビューです。
歴代レガシィに共通する流れるデザインが素晴らしいです。
車両の大きさを表現しつつも、ゴツゴツしたデザインは避け、極力曲線でシルエットを描くルーフラインは非常にきれいです。
ラグジュアリー路線となった今も、スバルのスポーツマインドが見え隠れする素敵なデザインです。
最後にリアデザインです。
フロントと同じく水平基調のデザインです。
メッキがアクセントとなり、高級感があります。
マフラーは1本出しです。
右側にもマフラーのスぺースがあるのですが、これは海外向けの水平対向6気筒3.6L(EZ36型)エンジンを搭載する3.6R専用のもので、
日本国内のレガシィB4は左側しかマフラーがありません。
6代目レガシィB4(BN型)のインテリアデザイン
次に、6代目レガシィB4(BN型)のインテリアデザインを見ていきます。
まずは運転席周りからです。
メーターの背景色は、任意で変えることができます(Limitedのみ)。
セレクトレバーは、本革のカバーが被ってあり、細かい部分までの質感進化が見えます。
その他、5代目レガシィB4(BM型)から搭載されている電動サイドブレーキは、より静穏性を増して搭載されました。
他のスバル車と違う点としては、マルチファンkションディスプレイは搭載されません。
ルームミラーの横に、外気温系やエアコン設定関係のディスプレイがありますが、レヴォーグなどのように大型のものは装備されません。
これは、できるだけ車内を簡素化することで、ごちゃつきをなくし、フラッグシップにふさわしい質感を求めた結果だということです。
次に車内空間を見ていきます。
車両サイズが拡大されたことにより、横幅、足元空間ともに余裕があります。
積載性まで見ればステーションワゴンボディのレガシィアウトバックに軍配が上がりますが、
居住空間で見れば全く同じです。
大型化したボディサイズを最大限に生かした車内空間で、すべてに意味があり無駄がないデザインは、スバルらしいといえます。
6代目レガシィB4(BN型)の安全装備
6代目レガシィB4(BN型)の安全装備を見ていきます。
6代目レガシィB4(BN型)には、先進の運転支援システムEyeSightが搭載されます。
搭載されるEyeSightは、最新型のver.3です。
EyeSightについては、次の記事で詳細をまとめましたので、ぜひご覧ください。
その他、エアバッグが7つ搭載され、もしもの時に乗員を守ります。
6代目レガシィB4(BN型)の価格
最後に、6代目レガシィB4(BN型)の価格についてまとめます(投稿日現在)。
グレードとしては、べースモデルのレガシィB4と、
最上級モデルのレガシィB4 Limitedになります。
最上級モデルのレガシィB4 Limitedは外装に装飾があるほか、本革シートが装備され、内外装のクオリティが一気に上がります。
新世代スバルのクオリティを感じるなら、ぜひ最上級モデルのレガシィB4 Limitedを選びたいですね。
グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格 |
レガシィB4 | FB25 | AWD | 3,024,000円 |
レガシィB4 Limited | 3,240,000円 |
以上、6代目レガシィB4(BN型)についてまとめてきました。
ターボモデルが廃止され、ラグジュアリー路線に移行したレガシィですが、やはりラグジュアリーの中にも、ハイパワーを求める声があるのも事実なので、
海外モデルの水平対向6気筒3.6L(EZ36型)を搭載した3.6Rも導入してほしいですね。
足回りなどのスタブレックスライドなど、走りの質感を磨いたモデルなので、ぜひ一度は試乗してみてください。