4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)について(エンジン、トランスミッションなど)

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さて、今回は4代目レガシィツーリングワゴンについてです。

4代目レガシィツーリングワゴンは、BP型といわれます。

4代目レガシィツーリングワゴンは、3代目と違い3ナンバーサイズになりました。

賛否両論はあったものの、車幅拡大による旋回性の向上などがありました。

また、EyeSightが搭載され始めたモデルでもあります。

エンジンは3.0L、2.0Lターボ、2.0Lハイオク仕様、2.0Lレギュラー仕様が存在し、特別仕様車ではレガシィ初の2.5L仕様も登場しました。

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4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)の動画

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)の動画を紹介します。

4代目レガシィは、私が最も好きなレガシィであり、

お気に入りのCMもかなり多いです。

今回は、この中から3つを取り上げます。

まずは、私が一番好きなCM、「家族のもとへ」編です。

次に、ラルク・アン・シエルの曲がCMに使われた時のCMです。

このスピード感の演出が好きです。

これがSI-DRIVEが搭載された時の「インテリジェントレガシィ」のCMです。

CMはこれぐらいにして、次に加速動画を見てみましょう。

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)の0-180km/h加速を見つけました。

100km/hを越えてからの伸びがすごいですね。

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のエンジン

EZ30型、EJ20型ターボ、EJ25型、EJ20型が搭載されました。

3.0R系に搭載されたEZ30型

水平対向6気筒3.0L DOHC

最高出力:184kW(250PS)/6600rpm

最大トルク:304Nm(31.0kgf・m)/4200rpm

EZ30型エンジンは、4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)における唯一の6気筒モデルです。

軽量化されている車体と、大排気量自然吸気エンジンのナチュラルな加速感、そして6気筒エンジンのリズミカルなサウンドは、官能性を極めた最上級モデルです。

Ez30型エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

EZ30型エンジンの詳細記事

2.0GT系に搭載されたEJ20ターボ型

水平対向4気筒2.0L DOHC  デュアルAVCS ツインスクロールターボ

ATモデルは

最高出力:191kW(260PS)/6000rpm

最大トルク:343Nm(35.0kgf・m)/2000rpm

MTモデルは、

最高出力:206kW(280PS)/6400rpm

最大トルク:343Nm(35.0kgf・m)/2400rpm

スバルの真骨頂であるハイパワーターボエンジンです。

MT車とAT車で性能が異なるのは、AT車は低速トルクを重視したセッティングになっているからです。

AT車はMT車と異なり、エンジンの立ち上がりとともに加速していく特性があるため、低速トルクが重要です。

そこで、ターボラグを減らし、実質的に発揮される低速トルクを強化することで、乗りやすいセッティングにしているのです。

EJ20型ターボエンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

EJ20型ターボエンジンの詳細記事

2.5iに搭載されたEJ25型

水平対向4気筒2.5L SOHC

最高出力:130kW(177PS)/6000rpm

最大トルク:229Nm(23.4kgf・m)/4400rpm

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)では初となる2.5Lエンジンが搭載されたモデルです。

排気量の拡大により、より走りにゆとりができました。

また、レギュラー仕様であり、経済性にも配慮されています。

EJ25型自然吸気エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

EJ25型自然吸気エンジンの詳細記事

2.0Rに搭載されたEJ20型(ハイオク仕様)

水平対向4気筒2.0L DOHC

最高出力:132kW(180PS)/6800rpm

最大トルク:196Nm(20.0kg・m)/4400rpm

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)には、2種類のEJ20型自然吸気エンジンが搭載されました。

まずこちらはDOHC仕様です。

高回転まで回るため、エンジン回転数の上昇とともに加速していく走りの愉しさの本質を与えてくれます。

燃料はハイオク仕様なので、経済面では燃料代が気になります。

2.0iに搭載されたEJ20型(レギュラー仕様)

水平対向4気筒2.0L SOHC

最高出力:103kW(140PS)/5600rpm

最大トルク:186Nm(19.0kgf・m)/4400rpm

もう一つのEJ20型自然吸気エンジンは、SOHC仕様です。

SOHCにより、低回転時のバルブのリフト量を稼げるため、低速トルクが太くなり、実用的なエンジンになります。

燃料もレギュラー仕様であり、経済性にも優れたエンジンです。

EJ20型自然吸気エンジンについては、次の記事で詳細をまとめました。

ぜひご覧ください。

EJ20型自然吸気エンジンの詳細記事

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のトランスミッション

全車でATの設定があり、2.5Lと2.0Lの自然吸気モデルは4速AT、

3.0Rと2.0GTは5ATでした。

MTでは、spec.Bは6MTで、

それ以外は5MTでした。

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のAWDシステム

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のAWDシステムを紹介します。

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)には、VTD-AWDとアクティブトルクスプリットAWDが搭載されました。

2.0iや2.5iにはアクティブトルクスプリット方式、

2.0GTや3.0RにはVTD AWDが搭載されました。

アクティブトルクスプリットAWD、VTD AWDについては、次の記事で詳細をまとめたので、ぜひご覧ください。

アクティブトルクスプリットAWDの詳細記事

VTD AWDの詳細記事

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のエクステリアデザイン

次に、4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のエクステリアデザインについて見ていきましょう。

まずはフロントデザインです。

スッキリとしたデザインが好きです。

水平基調のデザインで非常に落ち着きがあり、紳士的な顔つきになっています。

後で紹介しますが、spec.Bはかなり攻めたデザインになります。

次にサイドビューです。

フロントからリアまで一直線に流れるデザインがきれいです。

その他にも、ターボ車専用のボンネットにあるエアインテークがアクセントとなり、内に秘めたポテンシャルの高さを表現しています。

最後にリアデザインです。

シンプルながら印象に残るリアデザインです。

後期型では、写真にあるようにメッキモールも装備され、より安定感のあるデザインになりました。

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のインテリアデザイン

次に、4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のインテリアデザインを見ていきます。

まずは、運転席周りのデザインです。

スッキリとしたデザインになっています。

パドルシフトも装備され、走りに関する装備には妥協がありません。

その他、サイドブレーキは、手で引っ張るタイプです。

後継となる5代目レガシィツーリングワゴン(BR型)からは電動サイドブレーキになったので、電動化、自動化されていく中で、こういったクルマの基本操作の部分が手動になっている車は貴重な存在です。

次に、車内空間を見ていきます。

ツーリングワゴンは、積載性にも優れていて、旅行などでつい荷物が多くなったときに頼もしいです。

積載性抜群で、走行性能も高いレガシィツーリングワゴンは、頼もしい相棒になってくれます。

spec.Bのデザインの違いについて

通常モデルと3.0R、spec.Bだけはフロントバンパーの形状が違うのでまとめておきます。

BPの後期型で比較すると、まずは通常のモデルの写真です。

次に、3.0Rの画像です。

フロントにメッキのアクセントが入っているのが特徴です。

最後に、spec.Bです。

フロントバンパーの形状が異なるほか、ヘッドライトに青みが掛かっているのが特徴です。

4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のおすすめモデル

4代目レガシィツーリングワゴンを購入するするなら、後期型の2.0GT spec.Bがおススメです。

ATであってもMTであっても、ビルシュタイン製ダンパーを搭載している点が大きいです。

また、MTモデルなら6MTを選べる点も大きいです。

その他、3.0Rは希少な水平対向6気筒エンジン搭載車です。

今となっては国内向けに水平対向4気筒エンジン搭載車は存在しないので、十分価値のあるモデルだと言えます。

2.0iは燃費がよく、気軽にスポーツ走行を楽しみたいならおすすめのモデルです。

2.0R spec.Bに関しては人気がなく、そもそも流通台数が少ないことと、自然吸気ながらハイオク仕様なので、2.0GT spec.Bを選ぶほうが良さそうです。

以上が、4代目レガシィツーリングワゴン(BP型)のまとめになります。

他のレガシィツーリングワゴンの記事も書いています。

レガシィツーリングワゴンの歴代モデル記事一覧

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