スバルEZ36型エンジンについて(スバル最大排気量、完全バランスの水平対向6気筒エンジン)

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スバリストの方にも、これからスバルを考えている方にも、少しでも参考になれば幸いです。

今回は、スバルのエンジン、EZ36型エンジンについてです。

EZ36型エンジンはスバルでの最大排気量のエンジンになります。

また、回転バランスが最高とされる水平対向6気筒エンジンを搭載します。

その滑らかさ、大排気量によおるゆとりのある走りは、ターボ車にはない官能的な魅力があります。

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EZ36型エンジンのサウンド

まずは、水平対向6気筒エンジンの心地良いサウンドを視聴ください。

この動画はEZ36型エンジンを搭載したレガシィ アウトバックの0-100加速動画なのですが、

このサウンド、2重奏のような心地よいサウンドが聞こえます。

EZ36型エンジンの歴代スペック

さて、次にEZ36型エンジンの歴代スペックを見ていきたいのですが、なんと、国内向けに搭載されたのは、4代目レガシィアウトバック(BR型)の3.6Rだけなのです!

海外向けには、トライベッカという海外専売車種や、5代目レガシィアウトバック(BS型)や、6代目レガシィB4にも搭載されるのですが、日本国内ではたったの1モデルだけです。

海外(特にアメリカ)では、自家用車レベルで7.1Lエンジンが搭載されていたり、V8が主流だったりするので、日本とはエンジンに対する環境が違うのでしょう。

でも、この完全な回転バランスを誇る水平対向6気筒エンジン搭載モデルは、ぜひ日本にも復活してほしいですね。

では、4代目レガシィアウトバックに搭載されたEZ36型エンジンについて、詳細を書きます。

唯一 レガシィ アウトバックに搭載されたEZ36

水平対向6気筒 3.6L DOHC デュアルAVCS

最高出力:191kW(260PS)/6000rpm

最大トルク:335 Nm(34.2Kgf・m)/4400rpm

出展:https://www.goo-net.com/car_info/impression/SUBARU/OUTBACK_03/index.html

何度も書いていますが、このエンジンは4代目レガシィアウトバック(BR型)に搭載されました。

使用燃料がレギュラーであることにより、経済性にも配慮されたエンジンです。

最高出力は260PSであり、同時期に販売されていた5代目レガシィツ-リングワゴン(BR型)5代目レガシィB4(BM型)の300馬力を発揮するFA20″DIT”(水平対向4気筒2.0L直噴ターボ”DIT”)よりも出力が落ちるため、影が薄かったエンジンでもあります。

しかし、ポルシェと同じ水平対向6気筒エンジンを搭載しており、完全な回転バランスを誇るその滑らかさ、6気筒エンジン特有の小刻みでリズミカルなサウンドは、上質というにふさわしいエンジンでした。

ターボのような絶対的な速さを求めるわけではなく、あくまで紳士的に、上品に、上質なエンジンといえます。

また、大排気量の自然吸気エンジンであるため、ターボモデルのようなターボラグもなく、アクセルワークに足してナチュラルに加速するため、扱いやすいエンジンです。

4代目レガシィアウトバック(BR型)では、5ATと組み合わされました。

現行ののスバルのAT車はすべてリニアトロニック(チェーン式CVT)が搭載されるため、多段AT派の方にとっては、最後まで多段ATが搭載された4代目レガシィアウトバック(BR型)3.6Rは魅力的なモデルなのではないのでしょうか?

水平対向6気筒エンジンは正真正銘の「絶版エンジン」

日本国内向けには、BR型のレガシィ アウトバックでのみ採用されたエンジンです。

しかし、今は燃費が優先の時代。

今後はダウンサイジングターボに置き換わることで、水平対向6気筒エンジンは消滅します。

特にアメリカでのスバル車の動向を見ていると顕著なのですが、EZ36型エンジンは、FA24″DIT”に置き換えが進んでいます。

アメリカで販売されているスバルの大型SUVのアセントも、FA24″DIT”を搭載しています。

通算で6代目となるレガシィB4(BN型)レガシィ アウトバック(BS型)で採用されていたEZ36型も、7代目となるレガシィB4(日本では販売無し)とアウトバック(日本では未発売)では、FA24″DIT”に置き換えられています。

もう、スバルから6気筒の水平対向エンジンが発売されることは無いでしょう。

6気筒モデルは非常に希少

中古車市場においても、スバルの水平対向6気筒エンジンは非常に希少価値があります。

スバルの水平対向6気筒エンジンは、

  • 3.0LモデルのEZ30
  • 3.6LモデルのEZ36

となります。

EZ30型エンジンは、2009年まで販売されたBP/BL以降絶版となっています。

つまり、最も新しい車両でも2009年式となりますので、経過年数や走行距離を考えると、良好な状態と言える車は少ないのではないかと思います。

そして、EZ36型は2009年から2014年まで販売されたアウトバックに搭載されています。

しかし、残念ながら新車のほとんどが4気筒2.5Lということもあり、そもそも数の少ない車です。

よって、現状において、中古車市場においては、状態が良いと言えるような6気筒モデルはほぼ存在しないです。

もしも水平対向6気筒エンジンに興味のある方は、今の内から、

の両モデルに対して、気長に良好な中古車を探すことを始めたほうがいいのではないかと思います。

以上が、EZ36型エンジンのまとめになります。

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